副腎がん(褐色細胞腫)闘病日記

突然発見された副腎の腫瘍(褐色細胞腫)との闘病記。双極性障害II型。

副腎髄質シンチグラフィー画像検査:SPECT/CTで平面画像+横断画像+CT画像(2日目 )

 検査には1時間強かかりました。寝てしまうと呼吸が深くなってしまうので、普段通りの呼吸を保つために寝ないようにと言われました。前半40分がシンチグラフィー撮影、後半20分がCT撮影のあんばいかな?

副腎髄質シンチグラフィー画像検査、支払いに約36,000円かかると言われて、高額療養費制度/限度額適用認定証の支度もして、払う気も満々で行きましたが、1日目2日目合わせて25,790円でした。

次回の通院は1週間後の金曜日、どんな結果が出ているのか楽しみ(心配)です。

その前に認知行動療法のカウンセリングもあるので、病状の報告をしつつ、愚痴ってこようかな?

 


SPECT/CT(シンチカメラ)

SPECT(シンチカメラ)とPETとは?|国立国際医療研究センター病院 より引用

シンチレーションカメラ(またはSPECT装置)とPET装置の2種類に分けられます。
カメラを回転させ撮影することでCTやMRIと同様な断層画像が得られます。この断層撮影のことをSPECT(single photon emission CT)と称されています。

核医学検査 : 放射線部 : 北里大学病院 より引用

核医学の機能画像を得ると同時に、単純マルチスライスCT画像も得ることが出来るため、1回の検査で両方の検査が終わるというメリットがあります。また診断側も、両方の画像を見ながら読影を行うので、核医学検査単独で行なうより情報量が非常に多くなる利点があります。
骨シンチは異常集積があり必要があればCTを追加する場合があります。

 

褐色細胞腫の副腎髄質 MIBGシンチグラフィー画像検査を受けてきました(1日目)

10時過ぎに大学病院に入り核医学で受付。事前の説明のときに、ちらっと「被爆…」といっていたので、少しびびってしまいました(主治医からは被爆について説明はなかった)。10時30分過ぎに静脈注射を受けました。撮影は午後15時30分頃なのでそれまでの5時間は手持ち無沙汰。駅まで戻って昼食を取ったりしていました。

撮影は体を動かさないようにと言われていたのですが、台の上で寝入ってしまったので覚えていません。無事に撮影が終わったようです。

1時間の撮影時間のうち前半がシンチ検査、後半が腹部のエコー?(腹部のCT撮影は2日目)だったようです。

明日はMIBGシンチグラフィー検査の2日目。撮影時間は1日目が30分(実質1時間だった?)、2日目が60分のようです。午前中で撮影が終わり、結果がわかるのが来週の診察のときになるようです。


核医学検査Q&A より

副腎髄質シンチグラフィ

メタヨウ化ベンジルグアニジンの131I標識物(131I-MIBG)の集積の性質を利用しています。褐色細胞腫神経芽細胞腫の検出に用いられます。

検査方法

静脈注射2日前~7日後まで、毎日ルゴール液を内服します。131I-MIBGを30秒以上かけてゆっくり静脈注射します。

静脈注射後24時間目,48時間目に撮像します。撮像の前には排尿を済ませます。


MIBGシンチグラフィー|国立国際医療研究センター病院

123I-MIBGは、褐色細胞腫、傍神経節腫瘍、小児の神経芽腫、など副腎髄質や交感神経から発生した腫瘍に集まることから、これらの診断に使われます。

褐色細胞腫はFDG-PETよりMIBGの方がよくわかることがあります。

精神科の通院日

今日は精神科の通院日でした。

  • 精神的には認知行動療法で安定しているので特にいうことはなし。
  • それでも、主治医から内分泌科の検査結果などで急に連絡を取りたいときには、遠慮なく電話してきて下さいねといわれたのは心強かったです。
  • ヘルパーさんの申請はこれから主治医の意見を書くようです。

おいしいものも食べ納めと、少しずつ食生活も変化させてきていますが、帰りに食べた塩ラーメンはおいしかったです。塩分控えめでしょっぱくなかったのがうれしかったです。

ニュースより。がん転移物質が発見されたそう。

がん転移物質の役割解明、予防などに期待 鳥取大:朝日新聞デジタル より

「がん細胞の増殖に関わるたんぱく質の一つ「Amigo(アミーゴ)2」が転移に果たす役割を、岡田太・鳥取大医学部教授(実験病理学)の研究グループが解明した。」

「がん患者の死因の約9割は転移が占めるが、詳細な仕組みは不明だった。」

「最もがん細胞の転移が起きやすい肝臓

「「肝臓への転移予防薬を開発して生存率を高めたい」と話した。アミーゴ2に対抗する物質の特定を進めているという。」

J-STAGE 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌Vol. 31 (2014) No. 3 p. 175-179 「褐色細胞腫」より抜粋

J-STAGE 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌Vol. 31 (2014) No. 3 p. 175-179 「褐色細胞腫」より抜粋

抄録

「(褐色細胞腫は)手術にて治癒可能な疾患であるが,約10%が悪性であり,また病理組織学的な良悪性の鑑別が困難なため,良性と判断されても,術後に再発する症例もある。」

 はじめに

「褐色細胞腫は90%が良性の疾患で手術治療により治癒が期待できるが,約10%は悪性で有効な治療方法がない難治性疾患である」

厚生労働省難治性疾患克服研究事業研究班により褐色細胞腫,悪性褐色細胞腫の診断基準および診療アルゴニズムが作成され,診療指針に準じた診療が一般的となっている」

褐色細胞腫の症状

「カテコールアミンを過剰に分泌するために多彩な臨床症状を呈し,高血圧,頻脈,蒼白,頭痛,発汗,動悸,不安感,嘔気嘔吐などの症状」

褐色細胞腫の診断

「スクリーニング検査として,随時尿中メタネフリン・ノルメタネフリンを測定」

「機能診断として,血中カテコールアミン,24時間尿中カテコールアミン,24時間尿中メタネフリン分画を測定」

「局在診断としてはCTおよびMRIを,機能的局在診断としてMIBGシンチグラフィーを施行」

 「ヨード造影剤の褐色細胞腫症例での使用は血圧上昇,頻脈,不整脈などの発作を誘発する危険性があるため,原則禁忌とされている。やむをえず使用する場合は,静脈確保のうえ,フェントラミンやプロプラノロールを十分な量を準備する必要がある」

MRIは褐色細胞腫の質的診断に有用」

 「以前は131I-MIBGだけが保険適用であったが,2010年より123I-MIBGも使用可能となった。」

「検査を選択するに際には123I-MIBGが推奨」「MIBGの取り込みに影響を与える薬剤としてはレセルピン,ラベタノール,Ca拮抗薬三環系抗うつ薬,コカイン,アンフェタミンなどがあり,検査の1週間前より,中止するのが望ましい。」

18F-FDG PETは良性腫瘍には保険適用はないが,悪性が疑われる場合には,保険が適用されている。」「副腎外病変,ノルアドレナリン有意,遺伝性の褐色細胞腫にて123I-MIBGより検出率が優れていたと報告」

褐色細胞腫の手術および術後管理

 「褐色細胞腫に対しても腹腔鏡下手術の適応が拡大しつつあり,6cm以上の大きな褐色細胞腫にも試みられている」

手術治療により,約90%は完治可能であるが,単発性であっても確実に良性と診断する方法がなく,病理組織学的なスコアリング,MIB-1免疫染色,状況によってはSDHB遺伝子変異の検索も考慮する必要がある。術後は,常に悪性の可能性を考慮して,長期的な経過観察を行うことが推奨されている」

悪性褐色細胞腫の診断および治療

「副腎褐色細胞腫の,副腎外褐色細胞腫の15~35%が非クロマフィン組織への転移をきたす悪性褐色細胞腫

「良性と診断されて手術を受けた後,数年後に局所再発や転移巣が発見される症例も散見される。」

「カテコールアミン合成阻害薬であるαメチルタイロシンは本邦では未承認である。悪性褐色細胞腫に対する確実で有効な治療方法はなく,手術による腫瘍のデバルキング,MIBGの集積がある場合は131I-MIBG内照射療法(治療用の131I-MIBGは本邦では未承認であり,個人輸入により行われている),CVD化学療法(cyclophosphamide,vincristine,dacarbazine),骨転移に対する放射線外照射やビスフォスフォネートなどを組み合わせて,症例に応じて集学的治療が行われている」

おわりに

「特に悪性褐色細胞腫に関しては,非常に稀な疾患

有効な治療方法も確立されていない

「褐色細胞腫は副腎偶発腫瘍として発見されることもあり」

「診療水準の標準化は重要」

以上。

 

大学病院・内分泌科への通院(3回目?)曇りのち晴れ…になるか?

昨日、大学病院の内分泌科へ受診してきました。

まずはMRI検査から。待合室ではさんざんMRIの磁力を脅かすようなビデオが流されていましたが、特に問題はありませんでした。一番苦しかったのは20秒間息を止めるところ。最後の方は17~8秒くらいの途中で息をしてしまっていた気がします。

そして診察。

  • まだ前回までにやってもらった検査の結果が一部出ていない。
  • 前回までの検査の結果を見る限り、悪性の腫瘍(褐色細胞腫)ではないと思っている。主治医曰く「まだわからないけどね」。
  • 悪性の褐色細胞腫ではなく、突発性細胞腫の可能性が高い。
  • その場合には半年ごとに通院してもらって、経過を観察することになる。診察は大学病院の方でする。
  • 高血圧の方はおかげさまで、上が150・下が110くらいまで下がりましたが、もう少し下げたいとのことで、降圧剤のアムロジピンを2倍に増やしました。

1ヶ月後の次回の通院日までの間に、「副腎髄質シンチ」という2日がかりの検査を行うことに。その支払額はなんと36,000円!高い!命には換えられないけどね。

P.S.それで良性でも半年ごとに経過を観察するのか!

はじめは良性で見つかっても数年から数10年を経て悪性腫瘍として再発する可能性のある褐色細胞腫。希少疾患で専門医は少ないうえ、手術以外の治療は保険適応外。患者さんたちは、「病気についての調査・研究を継続させるとともに治療の保険適応を」と訴えています。

希少がんゆえに治療や薬剤の認可が進まない──状況の打開を訴える患者会 褐色細胞腫の治療に保険適応を!そして、調査・研究の充実を | がんサポート より引用。